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自然素材の家!浜松で建てる場合は最大65万円もの補助金が?

一般的な住宅は築年数がたつにつれて古さを感じるようになりますが、木の家はそれを感じさせません。 確かに、新築時よりは、木材が日焼けしたり、生活による傷が付いたりしています。 しかし、それは古さを感じさせるというより、愛着となり、年数を刻んだ証のように感じられます。 木の家は、住む人と共に成長して暮らしを守ってくれます。

自然素材の家とは?

和室 自然素材の家といっても正確な定義はなく、化学物質が含まれる素材を避けて建てた家を指すことが多いです。 具体的には、漆喰、珪藻土、天然リノリウム、無垢材、コルク材、セルロースファイバーなどの素材を使った家です。 自然素材の家のイメージは人によっていろいろ。 建てる際は自分の希望や業者の提案、また一般的な自然素材の家のイメージだけでなく、具体的に考えることが大切です。 住めば住むほど愛着がわき、素材がなじんでくるのも自然素材の家の特徴です。 肌が弱い方やアレルギー体質の方は、通常の住宅に使われる化学物質でシックハウス症候群や化学過敏症候群にかかる可能性も。 リスクを軽減したい方、より素材の温もりを感じたい方に選ばれる場合が多いです。 自然素材と同じような意味で「天然素材の家」と表現する住宅メーカーもあります。

浜松で自然素材の家を建てる!

一口に自然素材とといってもさまざまなものがあり、住宅会社によって使用している材料は異なります。 自然素材を扱う地域密着の住宅会社は、その土地の木材を使用しているところが多いです。 その土地で育ったものがそこの環境に合っている、という考えや地元の林業や木材産業にも貢献できるためです。それ以外でも各社厳選した素材を使用しています。 住宅会社によって使用する自然素材の種類も異なり、好きな素材も人それぞれです。 浜松の場合は天竜杉や天竜ヒノキなどを柱や梁に使った工務店もあります。 また浜松市で建てられる方で天竜材を使って家を建てられると「天竜材の家百年住居る助成事業費補助金」で最大35万円の補助金が貰える制度もあります。 合わせて県の「住んでよし しずおか木の家推進事業」の補助金も最大30万円貰えますので、合計最大65万円の補助金が受けられます。

※令和2年6月現在

大手ハウスメーカーより安い自然素材の家

やはり自然素材の材料自体の価格はやはり合成素材の物より若干高いです。 大体の目安ですが、注文住宅の坪単価は約50万、自然素材の家の坪単価の目安は55万~60万程度なので30坪の家を建と自然素材の家の方が大体150万~300万程度高くなります。 しかし、実は自然素材の家が大手ハウスメーカーの出す家より安くなるなんてことは良くあります。 自然素材の家を施工している工務店は依頼主と一緒に素材を一つ一つ決めていく必要があるため注文住宅の中でもより注文に特化している工務店になります。

大手ハウスメーカーが展示しているような一般受けするモデルハウスを作る必要がありません。

人件費やモデルハウスの維持費、広告宣伝費などの経費が大手ハウスメーカーに比べるとかかっていません。

大手ハウスメーカーは人件費やモデルハウスの維持費、広告宣伝費などで払った経費の分どこかで利益を上乗せしなければならず、結局顧客の建てる家の費用が高くなってしまうという現状があります。

通常、大手ハウスメーカーの坪単価は60万円~80万円なので工務店で自然素材の家を建てられても十分安く収まります。 なおかつ補助金をもられば、よりお得に建てられると思います。

自然素材の内装材

塗り壁 有害物質を含む建材を一切使わない自然素材の住まいは、シックハウス症候群や化学物質過敏症への対策としてだけでなく、エコの側面でも大きなメリットがあります。

漆喰

漆喰は、消石灰という、石灰石を原料とする物質でできた素材です。 主に壁に塗る塗料として使われます。

珪藻土

珪藻とはプランクトンのことで、珪藻土はその化石を原料とした土です。 壁用の塗料として使われます。

天然リノリウム

天然リノリウムは亜麻仁油、コルク粉、松樹脂、石灰岩などが原料の素材です。 主に床材として使われています。

自然素材で建てるメリット・デメリット

自然素材には、人体に悪影響を及ぼす有害物質は含まれていませんが、自然素材ゆえの欠点もあります。 自然素材住宅をお考えの方は、メリットだけでなくデメリットも押さえたうえで納得のいく住まいを建てるようにしましょう。

メリット

メリット

無垢材

無垢材は、肌触りが良く、時間が経つにつれて飴色に変化して味が出るなど美しくなっていきます。 断熱・保温効果があるため年間を通して快適に過ごすことができます。それだけではなく、湿度調節にも優れており湿気や乾燥を防止する役割もあります。 また、木に含まれる精油にはダニやカビの発生を抑える役割があり、空気を清潔に保つことができます。 無垢材の木特有の香りにはリラックス効果があるというのも魅力の一つです。

漆喰

漆喰は、空気中の二酸化炭素を少しずつ吸収し、ゆっくりと固まるという特徴を持っています。そのため、漆喰を塗った壁は「呼吸する壁」とも呼ばれています。 徐々に年月を重ねて固まっていくため、部屋に味が出て住めば住むほど愛着が湧くのも漆喰の魅力です。 漆喰の壁は調湿機能も備えているため、夏の湿度や冬の乾燥を防いでくれます。また、漆喰は燃えない素材のため、防火対策の効果もあります。 さらに、漆喰を塗った壁は徐々に時間をかけて硬くなるので時間が経っても劣化しにくく、塗りたての頃と見た目はほとんど変わりません。

珪藻土

珪藻土は、非常に優れた湿度調節機能を持ちます。 珪藻土自体が湿気を吸収したり放出したりすることで、部屋内の臭いを吸収し、脱臭、消臭の効果があるというのも大きなメリット。 夏の湿気が多い時期、冬の乾燥が気になる時期でも、ダニやウィルス、カビなどが発生しづらい環境を作ってくれます。 珪藻土は漆喰と同様に防火性にも優れています。 それに加え珪藻土の内部には小さな穴が開いており、音も吸収します。そのため、室内の音が外に漏れにくいというのも珪藻土の魅力です。 また、空気中のニオイを吸着する効果もあるので、ペットの匂いが気になる家庭にもおすすめです。

デメリット

デメリット

無垢材

天然の木材は、乾燥することで変形、変色することがあります。 そのため、無垢材を使用する前は必ず、十分に乾燥させる必要があります。 また、天然なので色のばらつきがあることも覚えておきましょう。

漆喰

漆喰で壁を塗る際には、「養生、下塗り、仕上げ」のように工程がいくつかあります。 そのため、一般に使われるビニールクロスを使うよりも工期が長くなります。 それに伴い工費も割高になる場合が多いです。また、ひび割れしやすい傾向にあります。 均一な工業製品と異なり、素材にばらつきや色むらなどが出ることがある

珪藻土

珪藻土は漆喰と同様に、乾燥するとひび割れする可能性があります。 ま珪藻土は自ら固まることができないため、上から固化材を塗る必要があります。 そのため施工に時間がかかり、工費も割高です。 均一な工業製品と異なり、素材にばらつきや色むらなどが出ることがある

まとめ

まとめ 自然素材の家は、体と心を癒す健康住宅。近年、多くの人が関心を持つようになっています。 それにともない、「自然素材の家」や「健康住宅」を売りにする住宅メーカーも増えてきました。 しかし、そのボーダーラインは曖昧で、中には「自然素材の家」とは言えないような 「自然素材風の家」もた自然素材の家は、従来の家に比べて高くなる傾向があります。 標準仕様ではなく、オプションとして追加料金が発生することが多いためです。 ただし注文住宅であれば、自然素材にかかわらず、どんなレベルを希望するかで工費に大きく差があります。 自然素材の家は素材は従来の家に比べると割高ですが、オプションはすべて自分で選べるので、工夫すれば安く済む可能性があります。 自然素材の家を検討しているのであれば、ぜひ現場に足を運んで、「本物」を体感されることをおすすめします。 自然素材の家を選ぶ多くの人が、健康や癒しを求めているはずです。 そのためにも、長く付き合える家との出会い、信頼できる工務店との出会いが、理想の家づくりのカギといえるでしょう。